政治決戦前に野党の結集を呼びかけ

 連合千葉は8日、千葉市内のホテルで新年会を開き、ことし行われる統一地方選や参議院選挙を念頭に野党の結集を呼びかけました。

 連合千葉の「新春の集い」には、各産業の労働組合や立憲民主党、国民民主党などの政党関係者らが出席しました。

連合千葉の小谷裕会長はことし4月の統一地方選挙と7月の参議院選挙は「安倍一強を変えるきっかけとなる」と位置付けた上で、旧民進党が立憲、国民、無所属と大きく3つに分裂した現状について「それぞれが独自路線を走りすぎている」と苦言を呈しました。

そして、各野党の関係者に対し「気持ちを一本にしてほしい」と呼びかけました。

これに対し来賓として出席した立憲民主党県連の生方幸夫代表は、安倍政権は議論をせずに物事を決めていると批判した上で「連合と協力し一強を変える1年にしたい」と意気込みを語りました。

一方、国民民主党県連の奥野総一郎代表は、統一地方選挙を念頭に擁立する全ての候補者の当選を成し遂げるとし、「仲間割れせずに候補者を一本化し、旧民進党の候補者の当選を目指したい」と訴えました。