東電 来年1月1日から商用運転開始

 銚子市沖で実証実験が行われていた洋上風力発電所が、来年1月1日から商用運転を開始することになりました。

 東京電力ホールディングスはこのほど、銚子市沖で実証実験を実施していた洋上風力発電所1基について、来年1月1日から商用運転を開始すると発表しました。

沖合の風力発電所として商用化するのは東電としては初めての取り組みとなります。

沖合で風が安定して吹くことや地震などに対する安全性を確認できたことから商用化を決めたもので、県や銚子市、地元の漁業関係者らの了解も得ているということです。

東電は新エネルギー・産業技術総合開発機構=NEDOとともに発電所を建設し、2013年1月から去年3月まで実証実験を行いました。

その後東電がこの施設を買い取り、実験を継続していました。

なお、東電は同じ海域でさらに洋上風力発電所を建設できないか地盤の調査を進めているということです。