JA千葉県大会 開催

 県内の農業協同組合が集まり、今後の方向性を共有するJA千葉県大会が9日、千葉市で開かれました。

 この大会はJAグループ千葉が今後の進むべき方向を確認するために3年に1度開いているもので、県内19の農業協同組合のほか業界団体の役職員や千葉県選出の国会議員ら約800人が参加しました。

JA千葉中央会の林茂壽会長は来年5月に期限を迎える農協改革集中推進期間を踏まえ、「JAは変わった、JAは必要だとの評価を得られなければ、JAグループは存続の危機に追い込まれる可能性がある」と危機感を示しました。

この後大会では、都道府県別の農業産出額で全国2位を奪還することや全てのJAで事業利益を確保することなどを今後3年間の目標とすることを確認しました。

そして、農業を取り巻く環境の変化に対応し、農業者の所得増大と農業生産の拡大に挑戦し続けるとする「大会宣言」を満場一致で採択しました。