再生土埋立地 県が緊急点検

 市原市の市道で埋め立てられた再生土が土砂崩れを起こした問題を受けて、県は8日から再生土の埋め立て地点について緊急点検を始めました。

 再生土の土砂崩れは6日午後2時半ごろ、市原市大桶の市道54号線、通称「うぐいすライン」脇の造成地で発生し、長さ約50メートルにわたって土砂が道路を塞ぎました。

この崩落事故を受けて、県は安全確認のため、8日から再生土が埋め立てられた県内約50か所について県職員の目視による緊急点検を始めました。

なお、うぐいすラインの崩落現場では消防が地中音響探査機による調査を行い、土砂崩れに巻き込まれた人や車はなかったことが確認されています。

現在事業者による土砂の撤去作業が行われていますが、通行止めの解除の見通しは立っていないということです。