街をPR ロケ地を誘致する団体設立

 自分たちの街をPRしようと、茂原市が映画やドラマの「ロケ地」の誘致に乗り出しました。

 ロケ地誘致に取り組む任意団体「千葉もばらロケーションサービス」の設立総会が11日、茂原市役所で開かれ、市や地元の経済団体などから関係者約20人が出席しました。

この中で、茂原市の田中豊彦市長は「皆様の知恵や力を借りてオール茂原で撮影の受け入れを進めていきたい」と挨拶し、団体の会長には茂原商工会議所の秋葉吉秋会頭が選出されました。

団体は今後、市役所内にロケ地に関する情報発信や問い合わせに対応する窓口を設置するほか、11月には映像制作事業者向けのロケ地の下見ツアーを開催する予定です。

11日は団体の設立を記念し、団体のアドバイザーに就任した専門家による講演が行われ、ロケ地選びからエキストラの手配まで市をあげて対応し成功した神奈川県綾瀬市の事例などが紹介されました。