御宿にたたずむ日本初のグランピングエリア

千葉県夷隅郡御宿町。美しい海の景色・雄大な山の自然を同時に堪能でき、都会の生活に疲れた老若男女がゆったりとしたひとときを過ごすことができるリフレッシュスポットとして有名だ。

海に沿って立ち並ぶ大小様々なリゾート施設のなかで、ひときわ別世界の空間を醸し出しているグランピング施設がある。

「THE BONDS ビーチSPAリゾートグランピング 千葉御宿」。グランピングでは日本初となる雲海に浮かぶ4棟のドーム型テントと、オーシャンビューが一望できるTHE BONDSビーチハウスからなるアウトドアリゾート施設だ。グランピングではテントサウナやプライベートジャグジー、貸切温泉「御宿温泉」など充実した設備を楽しめるのはもちろん、御宿海水浴場から徒歩1分という好立地にあるため、サーフィンやフィッシングの拠点としても活用できる。

生まれ育った千葉に少しでも恩返しがしたい。そう語るオーナーの生方氏にTHE BONDSの思い、そして千葉のこれからについて深堀りしてみた。

育ててくれた地へ、恩返しがしたくて

生方氏は大学卒業後、さまざまな職業を経て都内の不動産総合ディベロッパー会社に就職。マンションやオフィス、ホテルといった大規模な不動産開発を多数手掛ける。その後THE BONDSリゾートグループの基となる不動産総合ディベロッパー会社、ブランニューアセット株式会社（Brand U Asset.inc）を千葉県に設立。これまでの実績を基にその土地、環境、自然に適したモノづくりを心がけながら、事業に取り組んでいる。

元々生まれも育ちも千葉県だという生方氏は、ずっと千葉に恩返しがしたいという気持ちを持っていたという。

「千葉は都心エリアにも近い上に他県にも負けないほどの綺麗な海、そして山の自然がたくさんあります。僕は特に生まれ育った千葉県の綺麗な海を感じることが好きでした。だから社会人として働き始めてから、育んでくれた千葉県へ恩返しができる仕事がしたいと思うようになってきたんですよね。

そこでサラリーマン時代に培った不動産ディベロッパーのノウハウを活用して、その土地の立地・特性を壊さず活かし、さらにはバリューアップすることで地域も人も喜んで癒してもらえたらな、と思いました。そしてだんだんとその場所を提供することを自分の使命と思い、会社を創業したんです。」

そしてこれまでの不動産開発業務からその経験を活かし、リゾートに特化したホテル、旅館、ヴィラの開発・運営に着手しはじめる。そのリゾートグループがTHE BONDSだ。各施設名にある「THE BONDS」は「絆」という意味を持つ。大切な家族や仲間、友人、パートナーと集まり、語らい、この場所で更に絆を深めて頂きたいという願いがあるという。

どんなことにも「人」が関わっている

そして地域の農業や漁業者との連携や、ゴミ拾い等のクリーン活動など、一見事業とは大きく関係のない地域の活動にも生方氏は力を注いでいるという。

「もちろん千葉に恩返しをしたいからという気持ちもありますが、私はどんな事業、果てはどんなこともすべて「人」によって成り立っていると信じています。そう考えるとゴミ拾いだって、我々の事業に大きく関わっていると思いませんか。」生方氏はそう熱く語った。

THE BONDSリゾートグループで実現させる理想郷

実はこのTHE BONDSリゾートグループ、近年めざましい拡大を遂げている。

2021年には「THE BONDSビーチSPAリゾートグランピング」を開業。翌年2022年には「THE BONDSオーシャンプライベートヴィラ-千葉いすみ-」を開業。さらに2024年3月には「THE BONDS SPA オーシャンプライベートヴィラ-千葉白浜-」の開業を予定している。

今後もさらなる施設の拡大とサービスの充実を図っていくTHE BONDSリゾートグループ。生方氏は不動産という唯一無二のその立地特性の資源を最大限に活用し、徹底的なマーケティングをすることで、他にはない独自の魅力をもったオンリーワンの癒やしを提供していくという。

「会社・事業などすべては「人」で成り立っています。都度目標はあり、状況も日々刻々と変化しますが、これからも自然や地域を尊び、関わる人との調和を大切にし続けることで、それらが結果として会社や事業の継続・発展、この千葉の魅力が最大限感じられる理想のリゾートの実現につながると信じています。」