株式会社タニマ
谷間 大輔

1998年東海大学卒。2000年株式会社タニマ 入社。2018年同社 専務取締役就任。

鎌ケ谷を愛する地域密着型企業

千葉県鎌ケ谷市。都心から25km圏内に位置しており、街と自然が調和したコンパクトシティとして知られている。そんな鎌ケ谷にある株式会社タニマは、1988年に設立された一般住宅の外構工事を専門とする会社だ。事業内容は、一般住宅の外構工事を中心にエクステリア工事の提案、設計、工事、商品販売まで幅広く手掛けている。

従業員数は11名という小規模な会社構成。しかし「だからこそ地域密着型の経営をおこなうことが可能なんです」と語ったのは、専務取締役の谷間大輔氏だ。株式会社タニマの創業の歴史、そしてこれからの目標を谷間専務に聞いてみた。

創業者が職人の背中を見て学んだノウハウとは

株式会社タニマを創業したのは、谷間専務の父である谷間保彦氏。造園や基礎工事などの会社に就職し、現場で先輩職人の背中を見てあらゆるノウハウを学んだ後、1970年頃に有限会社タニマブロックとして外構工事店をスタートさせた。

その後、工事だけでなく図面作成など事業の幅を拡大し、1988年に株式会社タニマを設立。主に一般住宅の外構工事を続けてきた。現在は地元千葉県北西部をメインに事業を展開し、地域社会との深い結びつきを大切にしているという。

「徹底的に効率よく」業務で最も大切にしていること

安全な外構工事に重点を置き、品質の高いサービスを提供している株式会社タニマ。歴史的な震災の恐怖を経験した身から、建築基準法に基づいて着実に施工し、外からは見えない部分までもしっかりお客様にご説明することを一層大切にしているという。

「でも、ただ何も考えず大きく時間を使って丁寧にやるだけでは同業他社様と差別化できませんし、そもそも社員全員がこの仕事を長く続けることができません。安全第一で、かつ効率よく仕事をすること、そしてメリハリをつけることが我々が大切にしていることです。」と谷間専務は語る。

事業のさらなる成長に向かって

将来的には、高齢化する職人業界からの脱却とさらなる成長を目指していると語る谷間専務。雇用の安定化と健全な経営を通じて地域に貢献し、地域住民や町とのより深いつながりを築くことを目標とし、新しい工法や作業手順の導入、労働者不足の克服、社員の自信と技術向上に努め、さらなる事業の発展を図る方針だという。

「理念を持って長く続けることは大事ですが、そのためには時代にあったモノやコトをどんどん取り入れていく必要があると感じています。会社の成長のためにも、これからも自信を持って一つひとつの仕事に向き合っていきます。」そう語る谷間専務の眼差しには、力強いものを感じた。

株式会社タニマ

本社所在地
千葉県鎌ケ谷市丸山2-10-65
設 立
1988年6月27日
資本金
1,000万円
事業内容
一般住宅の外構工事を中心とした、エクステリア工事の提案・設計・工事・商品販売を手掛ける。
企業URL
https://www.ex-tanima.com/
代表者
谷間 保彦