Rising Reysol!

毎月第4日曜 19:00~19:30

Rising Reysol! #181/ゲスト:小泉慶選手

2018.04.22
ゲスト:小泉慶選手
 

 Jリーグ2018シーズンが開幕して早2か月が経ちました。柏レイソルは、22日のJ1第9節を終え現在10位です。試合は長崎を相手に、シュート数は柏が15本、長崎が3本と圧倒的に柏が攻め込むも、セットプレーから失点し敗戦…。しかしそんな中、期待の新戦力の活躍が光ります。18日に行われたACLグループEの第6節では先月の「from 日立台一丁目蹴球団」にも出演したFW・瀬川選手がゴールを決めました。そしてもう一人ゴールを決めた新戦力が、今季新潟より加入したMF小泉慶選手です。今月の柏レイソル応援番組『Rising Reysol!』の選手の素顔に迫るインタビューコーナー「from 日立台一丁目蹴球団」ではMCの西谷綾子が、小泉選手に突撃しました。

 小泉選手は1995年生まれ、東京都出身の23 歳。今季アルビレックス新潟より柏に移籍し、柏では背番号8番を背負うミッドフィルダーです。実はインタビューを行った4月20日の前日19日は、小泉選手の誕生日でした。お祝いの言葉をかけると、小泉選手は若干照れながらも色々な素顔を見せてくれました。

【23歳は若くない】
――まずはお誕生日おめでとうございます。率直にいかがですか?
小泉選手「海外で活躍したり、日本代表に選ばれている、自分より年下の選手はたくさんいるので、23歳はサッカー選手として決して若くないです。昨年新潟でJ2降格という悔しい経験を味わいましたし、自分の思い通りの年齢を過ごすことはできていないですね」

――サッカーはいつから始めたのですか?
小泉選手「サッカーは3歳から始めました。幼い時からプロになりたいとずっと思っていました。友達がゲームをしていても、サッカーする方が好きな子供でしたね」

――どんな選手だったのですか?
小泉選手「フォワードだったので、とにかくゴールを決めたい、決めるのが好きな選手でした。ボールを持ってもパスを出さずに自分で行っちゃうみたいな…(笑)」

 最初はフォワードとしてドリブル突破してゴールを決めるのが好きだったという小泉選手。しかし成長と共にプレーの転換期が訪れます。

小泉選手「1対1 で相手を抜けなかったり、負けるようになって、ドリブルではない“何か”を探さないといけないと思いました。そこで、“ボールを受ける”というプレーを磨いて、ミッドフィルダーになりました」

【川又選手に学んだ新潟時代】
――新潟での4年間はいかがでしたか。
小泉選手「人間的にたくさんのことを学んだ4年間でした。高校卒業と同時に社会を知らないまま入ったので、当時は色んな先輩に支えられました」

 18歳から単身新潟で社会人としての第一歩を踏み始めた小泉選手。サッカー選手としてのキャリアの最初は気持ちが沈んだ時もあったそうです。当時を振り返ってくれました。

小泉選手「まだ18歳でホームシックになったり、東京の友達と遊びたいなど感じていて、当時は腐っていましたね…。でもそんな時川又選手が夕食に誘ってくれたりして、気にかけてくれました。礼儀から何から何まで教えていただきました。プロの自覚を持つことや、ピッチに入った時のオンとオフの切り替えの大切さを学びました」

――柏からオファーが来たときどう感じましたか。
小泉選手「高校が柏だったので、素直に嬉しかったですね。ゴールやアシストなど結果を出して、チームの勝利につながるプレーをしたいなと思いました」

【人生は一回きり】
 インタビュー終盤には、色紙に好きな言葉を記入していただきました。「人生一回」に込めた思いを伺います。
小泉選手「文字通り人生は一回しかないので、サッカーでもサッカー以外のことでもどんどん挑戦していきたいです」
 
――最後にサポーターへメッセージをお願いします。
小泉選手「いつも応援ありがとうございます。ACLは悔しい結果になりましたが、この借りを必ず返すという強い気持ちを持って、タイトルをとれるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」
 
  一見クールな小泉選手。しかしその素顔にはサッカーが大好きで、負けず嫌いな少年のような無邪気な一面がありました。ACLに続く、リーグ戦での小泉選手の活躍に期待です!そしてレイソルの第10節リーグ戦は、浦和をホーム・三協フロンテア柏スタジアムに迎えます。次こそ勝利して上位浮上のきっかけを作ってほしいですね。