「科学都市ちば」をさらに推進

 一方、千葉市科学館の館長も4月1日から交代することに伴い、新しい館長と現在の館長が14日、千葉市の熊谷市長を表敬訪問しました。

 千葉市科学館の新館長には千葉大学名誉教授の井上厚行さん(67)が就任し、大高一雄現館長(77)は3月末で勇退します。

熊谷市長と面会した大高館長は、2007年の開館以来11年半の施設運営を振り返りながらこれまでの市の支援や協力に感謝の意を伝えました。

そして、井上新館長が「子どもからお年寄りまで楽しめる施設を目指してがんばります」と今後の意気込みを示しました。

井上新館長は千葉大学で主に粘土鉱物学を研究していて、岩石や鉱物など地学分野を中心に科学全般に精通しているということです。

千葉市科学館 井上厚行新館長「科学館はこれまでにも市民に楽しい場所だと浸透していると思うが、今後ますますこどもも大人も含めて多くの市民が行ってみようという気持ちになるような科学館にしたい」