ロボットで“プログラミング”を実践

 茂原市の小学校でプログラミングの実践授業が行われ、児童たちはプログラムされたロボットの動きを観察しました。

 茂原市立新治小学校では、去年11月から全学年を対象にパソコンを用いたプログラミングの授業を行っていて、20日はプログラムされて実際に動くロボットが児童らに初めて披露されました。

ロボットは30センチ以内に人間の手を認識するとその手を追いかけたり、逆に障害物として認識すると速度を落として自動で停まります。

この機能は自動車の自動ブレーキなどにも使われています。

また、ロボットは黒い線に沿って走るようにプログラムされていて、児童らが画用紙に描いた急カーブのコースも見事に曲がりきり、児童らはその様子を楽しそうに見つめていました。

参加した児童「線の上を走ったりとか、色々できてすごいなと思った」

「身近なものが(プログラミングに)あると伝えられるよう、ちょっとだけ工夫をしてみたいと思う」

20日の特別授業には茂原市教育委員会の関係者も視察に訪れ、他の学校にもプログラミング授業を取り入れる動きを加速させたいと話していました。