船橋市 新年度当初予算案2%増2121億円

 船橋市は新年度の当初予算案を発表しました。また、市立の児童相談所を2025年4月をめどに開設するとしています。

 船橋市によりますと、新年度一般会計の予算規模は前の年度よりも2%増加し、2121億6千万円となりました。歳入は市税収入が増え、初の1千億円超えを見込んでいます。一方、歳出は生活保護費や医療費など全体の4割を占める民生費がおよそ33億円増加する見込みです。市債は都市基盤の整備などを行うため、およそ201億円となっています。主な事業としては、買い物弱者のために移動販売を行う事業者を支援するほか、市立中学校の運動部に部活動指導員を派遣します。
 また、市は県の市川児童相談所の管轄から独立し、市立の児童相談所を2025年4月をめどに開設する方針を発表しました。松戸徹市長は「船橋市で育った子は、市としてもしっかりサポートしていく」と話しています。