里山トロッコ 運行予定を発表

 中房総の里山風景を走り抜けるトロッコ列車。

 運行する小湊鉄道が、今年の運行スケジュールを発表しました。

市原市の小湊鉄道本社では、石川晋平社長が自らことしの里山トロッコ列車の運行スケジュールを説明しました。

2015年11月に運行を始め、4年目を迎える里山トロッコ列車は上総牛久駅から養老渓谷駅までの約18.5キロを走り、車窓から広がる沿線の大自然をゆっくり楽しめるのが特徴です。

今年、列車の本数に特に増減はありませんが、乗降ニーズの高い里見駅での停車時間が4分から15分に拡大され、駅での地元グルメ販売を含めた利便性向上に期待が寄せられます。

また新たな企画として「小湊ナゾトキフォトラリー」を発表。

トロッコ列車沿線を巡ってクイズの正解を探す企画で、正解者には、オリジナルグッズが贈られます。

石川社長は、「“ナゾトキ”で駅近辺の商店街などに足を運んでもらって、沿線が盛り上がるきっかけになれば」と新企画への期待感を示しました。

今年のトロッコ列車は、3月16日より運行開始されます。