長男「資産のことで揉めてゆすった」

 去年9月、九十九里浜周辺に切断した母親の遺体を遺棄したとして長男が逮捕された事件で、長男が「資産のことで揉めてゆすった。翌朝起きたら死んでいた」と供述していたことが新たに分かりました。

 殺人の疑いで8日送検された山田基裕容疑者は去年9月、八街市八街の自宅などで母親の山田容子さんを殺害し、遺体を切断して九十九里浜周辺に遺棄した疑いが持たれています。

これまでの調べに対し基裕容疑者は殺人の容疑を否認していますが、その後の捜査関係者への取材で基裕容疑者が「資産のことで揉めてゆすった。翌朝起きたら死んでいた」と供述していたことが新たにわかりました。

事件前には不動産の名義などが容子さんから基裕容疑者に移されていたということで、警察は犯行の動機や経緯を詳しく調べています。