110番通報の適正利用を呼びかけ

 1月10日は110番の日です。

 県内の去年の110番受理件数は災害の影響などでおととしを大幅に上回る約61万件にのぼった一方で、いたずらなどの無効通報が全体の約2割を占めました。

110番の日にちなみ浦安市舞浜では県警による啓発イベントが開かれ、チラシが配布されたほか県警音楽隊やギターポリスが演奏を交えながら110番通報の正しい利用を呼びかけました。

県警によりますと、県内の去年1年間の110番受理件数は前の年を2万1000件あまり上回る約61万件となりました。

去年は1月の大雪、10月の台風とそれに伴う塩害などで、災害に関する通報が前の年に比べ600件以上増加したということです。

一方で「ベランダから布団が落ちたので取ってほしい」や「酒を飲みすぎたので保護してほしい」といった緊急性のない通報が相次いだほか、いたずらや応答のない無効通報は全体の通報の約2割を占めました。

警察は事件・事故など緊急性が高いもの以外は#9110の相談ダイヤルを利用するよう呼び掛けています。