白川博士の実験教室で科学の面白さ知る

 2000年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹博士が、子どもたちを指導する実験教室が15日、千葉市の高校で開かれました。

 この「特別実験教室」は、地域の子どもたちに科学の面白さを知ってもらおうと全国展開しているものです。今回は、千葉市科学館が主催し、千葉工業高校を会場に行われました。指導は、2000年にノーベル化学賞を受賞した筑波大学の名誉教授白川英樹博士です。実験教室には小学生から高校生までおよそ30人が参加。実験のテーマは、白川博士が研究してきた導電性プラスチックです。参加した子どもたちは、導電性プラスチックの性質についての説明を受け、目を輝かせながら実際に薄膜の製作などの実験に取り組んでいました。