高校生が「飲酒運転根絶」呼びかけ

 「冬の交通安全運動」の一環で13日、県内の高校生が1日警察官となり、飲酒運転の根絶を訴えました。

 そごう千葉店前で行われた交通安全運動のキャンペーンで1日警察官に任命されたのは、県立松尾高校の生徒約20人です。

年の瀬が迫り忘年会が増えるこの時期に飲酒運転を絶対にしないようにと、生徒たちが2か月半かけて制作した飲酒運転根絶を訴える漫画冊子を通行人に配りました。

県内ではことし1月から12日までに、交通事故による死者数が去年より29人多い171人に上っていて、愛知県に次いで全国ワースト2位という深刻な状況となっています。

「その一杯愛車も走る凶器に早変わり」。

冬の交通安全運動は12月19日まで行われます。

参加した生徒「高校生の視点から飲酒運転はこういうものだっていうのを色んな人に伝えていけたらなと」

「やっぱりお酒を飲んだら運転をしない!ていうちょっといいかなっていう気持ちが絶対になくなるようにもっと強い意志をもってお酒を飲んでほしいですね」