成田山で平成最後のすす払い

 成田山新勝寺でこの1年の汚れを落とす年末恒例の「すす払い」が行われました。

 平成最後となる「すす払い」は導師が朝護摩を焚き本尊の不動明王に奉告をして始まりました。

日の出前の薄明かりの中、僧侶や職員ら40人が約300畳もある広い大本堂の大掃除に取り掛かり、須弥壇の上の仏像やはずした仏具の汚れを布やハケを使って丁寧に落として清めました。

その後、長さ10メートルの笹竹で、本尊を安置している内陣の欄間や大本堂の軒下などのすすを落とし、僧侶や職員ら250人が総出で大小40か所のお堂や境内の掃除を終日行いました。

成田山新勝寺では25日に大しめ縄の飾りつけが行われ、28日にはこの1年のご利益に感謝する納め札のお焚き上げが行われます。