公立中学校職員の男 懲戒処分

 県内の女子中学生にホテルでわいせつな行為をしたとして逮捕された40代の公立中学校教員の男が17日、懲戒免職となりました。

 17日付けで懲戒免職となったのは、富里市日吉台に住む公立中学校の教員稲生淳一容疑者(43)です。

県教育委員会によりますと、稲生容疑者は去年9月中旬、県内の女子中学生に対し性行為を求めるわいせつな内容の手紙を渡したほか、去年12月中旬からことし8月上旬にかけて、別の女子中学生にも県内のホテルで体を触るなどのわいせつな行為をしたということです。

県教委の調べに対し、稲生容疑者は「わいせつな目的があった」と話していましたが、逮捕後の警察の調べに対しては、行為は認めたものの「彼女の体のアフターケアのためにやった」とわいせつ目的については否認しているということです。

県教委は今後わいせつ・セクハラの根絶に向けて、指導の徹底と再発防止に努めるとしています。