9月定例県議会閉会 全22議案可決

 9月定例県議会が11日、最終日を迎え、県が上程したすべての議案を可決し、閉会しました。

 9月定例県議会には相次ぐ自然災害に備えるため、県有施設のブロック塀の安全対策や河川の堤防・護岸の補修のほか、東京五輪・パラリンピックの開催を見据えたJR上総一ノ宮駅の機能強化などを含む総額83億円余りの補正予算案など合わせて22の議案が上程されました。

本会議での採決の結果、全員賛成または賛成多数で、すべての議案が可決されました。

また、県の文化芸術の振興に関する条例やフリースクールへの公的支援を求める意見書など6つの発議案も可決されました。

議会閉会後に記者団の取材に応じた森田健作知事は「県民の安心・安全を守る取り組みなどに道筋がつけられた」と述べ、満足そうな表情を浮かべていました。