風しん流行続く 千葉は195人感染

 風しんの流行が続いています。

 千葉県内の患者数は東京に次いで全国2番目に多く、人口100万人あたりでは全国最多の状況となっています。

国立感染症研究所の発表によりますと、9月末時点での風しん患者の数は全国で計952人に上り、93人だった去年1年間の患者数の10倍を超えました。

千葉を含む首都圏を中心に流行が続いていて、千葉の患者報告数は東京に次いで全国2番目に多く、人口100万人あたりでは31.3で、全国最多となっています。

風しんはくしゃみやせきで感染し、妊婦がかかると赤ちゃんに難聴や心臓病などの障害が起きる恐れがあります。

厚生労働省は特に妊娠を希望する女性や妊婦と同居する家族はワクチン接種を徹底するよう呼び掛けています。