“倒壊寸前の空き家”に略式代執行

 長年放置され倒壊の危険性が高まっている空き家について、千葉市は10日、市では初となる略式代執行による解体・撤去作業を行いました。

 略式代執行が行われたのは、千葉市中央区鵜の森町にある木造平屋建ての住宅です。

少なくとも13年以上前から空き家となっていて、腐食や破損が進み倒壊の危険性が高まっています。

市はこれまでも複数の所有者に対し改善するよう勧告して来ましたが、期限までに連絡がなかったため、10日、市としては初めて「空家法」に基づく略式代執行に踏み切りました。

解体・撤去作業は今週中には完了する見通しです。

千葉市は「今後、周囲に影響を及ぼすような危険な空き家は順次対応していく」と話しています。